第6話「モトマツ、新しいおうち見つけたってよ」

今回は、先日出会った“運命の物件”の内見の様子をお知らせします。
お目当てのマンションは、渋谷の会社まで1時間圏内でありながら、
東京郊外の落ち着いた街に位置する築12年・11階建の中古マンション。
狙っていたのは、2Fのフルリノベが終わったばかりの部屋でした。
内見1番バッターとして担当営業・ラガーマンを引き連れて、意気揚々と乗り込みました。

周辺環境に期待感も高まりながら…

当日、ラガーマンとは最寄りの駅で待ち合わせをしました。
久しぶりに会ったこの日、
元気な挨拶と印象はそのままでしたが、どこか緊張している様子の彼。
僕はリノベの出来次第では、購入の申し込みをする気満々でした。
その雰囲気を彼なりに感じていたのかもしれません。

駅から続く緑道を歩いて4分、
近くの公園に目を奪われながら(ここならルークも喜んでくれるかもと思いつつ)、
見えてきたのはコの字型をした全180戸を超える住棟。
中古マンションではありましたが、大手不動産が施工・管理する
いわゆるブランドマンションであり、パッと見の外観や植栽もすごく美しく、
きちんと管理している様子が伺えました。
ゴミ捨て場も広く綺麗で、24時間ゴミ出しができるのも嬉しいポイント。
エントランスから各戸に通じる通路も広く、
部屋に入る前からかなり好印象でした。

実はラガーマンから直前に6Fの部屋も売りに出たという知らせがあり、
この日は2件の内見をすることとなったのです。
さっそく中へ入ってみると…

「住んだまま」or「フルリノベ」、どっち!?

最初に見た6Fは東向きの3LDK。風通しの関係からなのか、
部屋に入るとちょっと暑い感じがしました。
内装はほとんど前の居住者の住んだままといった感じで、
壁紙が貼り替えられた程度でした。価格は2Fより200万程度安いものの、
気になった箇所や水回りも含めてリノベしたらプラス500~600万円は
かかってしまうだろうな~という印象。
ただ、その分、自分で思う通りの空間が作れるという点は魅力的に感じていました。

続いてみた2Fは南向きの3LDK。
家の中の照明は極力つけたくない、
暗くなるまでは自然光で暮らしたいという僕にとって、ベストなロケーションです。
部屋に入ってまず見たのは約15畳のリビングダイニング、
隣に5畳の部屋があり、そこに居ないはずのルークの姿が浮かんできました笑

ここにテレビを置いて、ソファーを置いて、カーテンはこうしよう、
照明はルイスポールセンのアーティチョーク照明をつけよう…
そんな具体的なイメージがどんどん湧いてきたのです。

2Fの部屋はもともとの分譲主である大手不動産会社が買い取り、
リノベーションを施したものだったので、キッチン・水回り、5畳と6畳の各部屋を
見ても、その出来上がりに丁寧さかつセンスの良さを感じることができました。
先述のように6Fよりは約200万円高いものの、マンションノート等で調べた
相場価格より300万円ほどプラスになった程度、価格設定もかなり良心的な印象でした。

結局、6Fと2Fを行ったり来たりしながら、
どっちにしようかと逡巡しながら、計2時間ほど内見にかけました。
その間もラガーマンが嫌な顔一つせずに、余計なことは何一つ話すことなく、
遠目から僕も見守ってくれていました。この辺が彼の好きなところです笑

備え付けの住設機器の年数、
交換できる仕様になっているか否かもしっかりと確認した後、ラガーマンに伝えました。
「2Fでお願いします」と。
決め手は、2Fのリノベの具合が満足いくものだったからというのが大きいです。
以前の話でも伝えたように、リノベを思い通りに進めるのって本当に難しいんです。
諸々のかかる時間やお金、労力等を考えると、
2Fの方が圧倒的にコスパが良いだろうと感じることができたのです。

そこから近くのカフェに移動し、すぐに申込書を書き、ラガーマンに提出を頼みました。
自宅に戻り、ものの数時間後、ラガーマンから「一番乗りでした」という連絡が届きました。
内見一番バッターで即申し込んだから当然なのですが、
過去に数度申し込み争いで敗れていたこともあり、なんだかとてもホッとしました。

そして、すぐにルークに伝えました。「新しいおうちが見つかったよ」と。

つぶらな瞳で見つめられるのにモトマツは弱いのです。

この記事を書いた中の人

モトマツ トモキ

住宅設備販売会社の営業職。リフォーム業界や飲食業界にいた経験もあり、暮らしまわりにいろいろ詳しい。

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